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2010年04月26日

喜六プロジェクトHP 三月掲載分

□山の活動 第2回【天の古道の初歩き】
http://www.kiroku-miyazaki.jp/contents/index.php?itemid=48

□山の活動 第3回【日之影町森林セラピー・矢筈岳トロッコ道コース】
http://www.kiroku-miyazaki.jp/contents/index.php?itemid=53

□山の遊び 第2回【ボルダリングの世界】
http://www.kiroku-miyazaki.jp/contents/index.php?itemid=54

2010年04月05日

【執筆・写真】 『季刊地域』創刊号 

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 社団法人農村漁村文化協会(通称・農文教)より、『季刊地域』が、創刊されました。
 この雑誌は、『増刊現代農業』のリニューアル版と言っていいのかな?地域の活動を伝えるコンセプトはそのままに、本のサイズが大きくなり、行間に余裕があり、写真やレイアウトの雰囲気がずいぶん変わりました。特に若い世代、女性を意識したデザインだと思います。

 歴史と発信力、存在力のある『増刊現代農業』という名を捨てる背景を考えてみると、やはりそこには変革という、時代の潮目があるのかもしれません。

 農家、非農家に関係なく、地域のサバイバルをかけた活動は、三十代前後の若者を中心に全国各地で活発に起こっているといいます。それは、今までのお金や、ビジネスの概念にはあてはまらないようで、むしろ、もう一世代前、村を維持するために努めてきた村人の働きに回帰しているようです。

 そんな中での『季刊地域』です。『増刊現代農業』では、地域の活動を丹念に伝え、農業分野にとどまらない、哲学的で先駆者的な働きをしてきましたが、その流れがそのまま、今回のリニューアル創刊に繋がったのではないかと思います。

 世代間の溝をどういう風にとらえ、どう埋めて行く作業を進めるのか、時代と同じ問題を、この雑誌は抱えているような気がします。

 ちなみに、僕も写真と文章で携わらせていただきました。写真は、福岡県の柿農家、JA職員、八百屋さん(P6、7、8)。文章・写真は、高千穂町秋元地区の農作物直販所「いろはや」です(P70、71)。

 全国誌ですので、最寄の本屋さんで、ぜひご購読いただけたらと思います。
 
 
『季刊 地域』農文協
http://kikanchiiki.net/